出版物紹介
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出版物紹介

山岡政紀・西田光一・李奇楠編(2025)
『世界の配慮表現』ひつじ書房

世界の配慮表現
山岡政紀・西田光一・李奇楠[編著]、小野正樹・牧原功・甲田直美他3名[著]
定価: 3,960円(3,600円+税)
ISBN: 978-4-8234-1295-0
発刊日: 2025/5/3
判型・
ページ数:
A5・232頁
概要: コミュニケーションにおける対人関係調整機能としてのポライトネスはあらゆる言語に通じる普遍的現象とされている。日本語ではポライトネスが慣習化して成立する配慮表現の研究が近年盛んだが、ポライトネスが慣習化する傾向はどの言語にも見られ、各言語に固有の配慮表現が成立している。本書では日本語、英語、中国語、韓国語、タイ語、アラビア語の配慮表現について各言語に詳しい専門家と共同研究を重ねた成果を報告する。執筆者:山岡政紀、西田光一、李奇楠、小野正樹、金玉任、スワンナクート・パッチャラーパン、リナ・アリ、牧原功、甲田直美

山岡政紀編、牧原功・小野正樹他著(2019)
『日本語配慮表現の原理と諸相』くろしお出版

日本語配慮表現の原理と諸相
山岡政紀[編]牧原功・小野正樹他11名[著]
定価: 4,620円(4,200円+税)
ISBN: 978-4-87424-815-7 C3081
発刊日: 2019/11/8
判型・
ページ数:
A5・272頁
概要: 日本語に配慮表現と呼ばれる表現群が存在することは最近20年間で急速に知られるところとなり、日本語学の主要なテーマの一つとなりつつある。本書では配慮表現をポライトネス機能が慣習化した表現群と捉え、それを踏まえた配慮表現の定義や分類など、今後の配慮表現研究の指標となる標準的な考え方を整理し、具体的な個々の配慮表現に対する各研究者の論考を第Ⅱ部「日本語配慮表現の諸相」として収録した。

山岡政紀・牧原功・小野正樹(2018)
『新版日本語語用論入門 コミュニケーション理論から見た日本語』明治書院

新版日本語語用論入門
コミュニケーション理論から見た日本語
山岡政紀・牧原功・小野正樹[著]
定価: 1,760円(1,600+税)
ISBN: 9784625704109 C3081
発刊日: 2018/08/10
判型・
ページ数:
A5・196ページ
概要: 語用論の基礎、協調の原理、関連性理論、発話行為論、発話機能論、ポライトネス理論などの諸理論を概説し、イントロダクション・タスク、本編タスク、章末には練習問題、ヒントを配置した。初めて語用論に接する大学生に最適の入門書。

山岡政紀・牧原功・小野正樹(2010)
『コミュニケーションと配慮表現 日本語語用論入門』明治書院

コミュニケーションと配慮表現
日本語語用論入門
山岡政紀・牧原功・小野正樹[著]
定価: 2,200円(2,000+税)
ISBN: 9784625704079 C3081
発刊日: 2010/02/20
判型・
ページ数:
A5・256ページ
概要: 語用論の観点から注目すべき言語現象を、典型的な日本語の用例を用いて解説する。第1部では、発話の目的についてコミュニケーションの諸理論を通して概説する。第2部で、日本語の配慮表現研究を具体的に展開する。

山岡政紀(2008)
『発話機能論』くろしお出版

発話機能論
山岡政紀[著]
定価: 3,080円(2,800円+税)
ISBN: 978-4-87424-419-7 C3081
発刊日: 2008/6/25
判型・
ページ数:
A5・198頁
概要: 日本語教育や会話分析などで直観的概念として用いられてきた発話機能を、ハリデーの理論やサールの発話行為論などの分析的な方法論を応用し、論理的に説明可能な体系として捉える試み。

山岡政紀(2000)
『日本語の述語と文機能』くろしお出版

日本語研究叢書(フロンティアシリーズ)13
日本語の述語と文機能
山岡政紀[著]
定価: 4,180円(3,800円+税)
ISBN: 978-4-87424-207-0 C3081
発刊日: 2000/10/15
判型・
ページ数:
A5・304頁
概要: 文の構造と機能との関係の記述に、文形式そのものの機能的意味(文機能)を中心に据え、理論的な枠組みを提起した意欲作。動詞・形容詞の語用論に新たな知見を提示。